年齢を重ねたり、病気を経験したりする中で、飲み込む力は少しずつ変わっていきます。 そして、「もう口から食べるのは難しいでしょう」というひと言で、 “食”のよろこびが断たれてしまうことが、今も少なくありません。
しかし実は、ものを飲み込む=嚥下の状態が悪くなると失われるのは、 “食”のよろこびだけではありません。 ものを食べなくなってしまうと、口の中=口腔内では、唾液が出にくくなり、 汚れがこびりつきやすくなり、様々な菌(常在菌)のバランスが崩れ、 筋肉や粘膜が弱くなります。 その結果、免疫力が低下し、誤嚥性肺炎や口臭・味覚障害のリスクが高まり、 様々な感染症にかかるリスクも高まります。 そう、嚥下と向き合うことは、健全な栄養摂取や“食”のよろこびを維持することだけでなく、 全身の健康と向き合うことに他ならないのです。
株式会社嚥下の未来は、嚥下を科学的に評価・分析し、 根拠をもって「味わえる可能性」を追求します。 また、状態に応じた適切なリハビリを提案し、 嚥下機能の維持・回復の可能性を模索します。
そして、飲み込めなくなってしまった方にも、 “食”のよろこびを、味わう楽しさを、感じていただけるよう、 新しい形態の食品開発などのアプローチを開拓していきます。 飲み込めなくても、豊かな“食”と人生はあります。 飲み込めるかどうかと“食”と人生を味わえるかどうかは別のことである、 という信念を、私たちは追求していきます。
嚥下機能の維持回復を大切にしながら、同時に、飲み込めなくても味わえる“食”を追求し、 その先にある豊かさを、 ご本人様だけでなく、そのご家族様や介護者様にも感じていただける未来。 それこそが、私たちの目指す未来、「嚥下の未来」の姿です。
嚥下の未来に向かって、私たちは歩みを進めます。
科学的視点と、そして、情熱を持って。